九州

【別府地獄めぐり】お金や時間が気になる人へ、お得なチケットや上手な回り方をマニアが解説!

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別府で温泉以外の観光スポットといえば「別府地獄めぐり」が超有名ですよね。

全部で7ヶ所ある地獄はそれぞれが変わった特徴を持っていてみどころたっぷりですが、全部見て回ろうと思うと料金や所要時間などいろいろ気になる事もあると思います。

そこで、10回以上地獄めぐりに行っているマニアである筆者が、気になる情報を以下にまとめましたので、参考にしてみてくださいね。

  • 地獄めぐりのお得なチケットや割引方法はある?
  • 地獄めぐりは1日で全部見て回れる?効率的な回り方や所要時間は?
  • 地獄めぐり全て回れない場合はどれに行くのがいい?

地獄めぐりの日が雨になりそうならこの記事へどうぞ!

 

 

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地獄めぐりのお得なチケットや割引する方法はある?

団体利用や障がい者の方でない個人の利用だと1施設単独で見学料金を安くすることはできませんが、7施設全て見学したいなら共通券を購入すれば1施設あたり110円ほど安くできます。

そのお得な7施設共通券を更に10%割引で購入すれば、1施設あたり140円(7施設で980円)ほど安くでき、最もお得に行くことができます。

  • 1施設見学料金400円
  • 7施設共通券 2,000円(1施設あたり約290円)
  • 7施設共通券から10%割引後 1,800円(1施設あたり約260円)

ちなみに見学する施設が4つ以下しかなら、共通券は購入せず1施設ごと料金を払う方がお得です。

見学料を10%割引にする方法

以下の方法で10%割引ができます。割引チケットを窓口に見せて割引してもらいましょう。

  • 公式サイトの特別割引チケットのページを見せる
  • さんふらわあ乗船券の半券※血の池地獄or海地獄に窓口が限定されているので注意
  • 温泉本などのガイドブックや観光パンフレットに付いている割引券
  • JAF会員優待など

いろいろ挙げてみましたが、この中で私がやってみて一番楽だった方法は公式サイトの割引券の画像をスクショやダウンロードし、最初に見学する施設で見せて購入する方法でした。☞こちらのページからどうぞ

地獄めぐりは1日で全部見て回るには?効率的な回り方や所要時間

地獄めぐりをぶっ続けで見学するつもりなら、所要時間は移動も含めて2時間以内に全て見て回ることは可能です。でも、途中でランチしたり温泉に入ったりするなら3時間~かかります。

効率的な回り方は以下の通りです。

移動も見学もエリアでまとめてすれば効率的に回れる

地獄めぐりの施設は下記のように大まかな3エリアに分かれています。同じエリア内ならイベントがある地獄を優先して見学し、ひととおり見終わったら次のエリアに移動する。というのが最も楽で効率的な地獄めぐりのやり方になります。

  • 海地獄エリア2つ(海地獄、鬼石坊主地獄)
  • 鉄輪エリア3つ(かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄)
  • 血の池エリア2つ(血の池地獄、龍巻地獄)

ただ、海地獄エリアと鉄輪エリアは近いので徒歩で移動できますが、血の池エリアだけは鉄輪から2kmほど離れているため、バスや車やタクシーなどの交通手段が必要になってきます。

(徒歩で行けなくはないですが、歩道がなく交通量も多い急な山道も通るため、お子さん連れにはおすすめしません)

☞電動アシスト自転車の『おおいたサイクルシェア』を使えば、坂道の多い別府でもエコで楽に移動できます

地獄めぐりコンプリートしたい人用のオススメルート2通り

実際にいろんなルートを試してみましたが、地獄めぐりをコンプリートするために最適なルートは以下の2つに絞られました。

A:血の池エリア→海地獄エリア→鉄輪エリア

血の池方面から海地獄へ行くバスの本数が限られてるため、バス移動でのアクセスが不便ですが、鉄輪エリアから海地獄へ向かうルートが1km近くずっと上り坂のため、先に海地獄エリアを見学してから鉄輪エリアへ下るのが移動が楽です。

鉄輪バスターミナルから鬼山地獄までの坂道

朝から血の池エリアを見学し、海地獄のレストランでランチして午後から鉄輪エリアを回るのがよさそう。

B:海地獄エリア→鉄輪エリア→血の池エリア

Aのルートのように海地獄から鉄輪のバス停までは逆にずっと下り坂なので移動も楽です。鉄輪エリアを回った後で旅館街の方へ少し足をのばし地獄蒸しのランチを食べるのもよさそう。

鉄輪の地獄蒸し工房

どこの地獄も営業時間内なら自由なタイミングで見学できますが、血の池エリアの龍巻地獄(間欠泉は40分間隔)、鉄輪エリアの鬼山地獄のワニのエサやり(水曜10時、土日曜10時・14時)だけは時間の固定があります。見学するなら時間調整しましょう。

👉血の池エリアを午後見学する場合の注意点
血の池地獄は薄暗いと赤い色が目立たずただの池にしか見えないため、日没が早い冬場に血の池地獄を見学する時はお早めに。


途中でランチをするなら飲食店が充実している海地獄の周辺や鉄輪周辺がやはりおすすめです。もちろん各地獄でも地獄蒸しや温泉たまごなどの軽食が食べれます。

ただ、血の池地獄周辺は静かな山の麓なので食事のできるお店がほとんどありません。血の池地獄にレストランもありますが、営業していないことも多くあてにしない方がいいかも。

ラッピングがかわいい便利な観光バスもおすすめ

バスガイドが案内してくれる地獄めぐり専用の定期観光バスも1日2便運行しています。コースは海地獄から龍巻地獄まで順番に回っていきます。

地獄の鬼をイメージしたラッピングがとってもキュートなので、バスだけでも必見の価値はありそう。

見かけたらぜひ写真におさめてみてください。

利用にはTELまたは公式サイトの予約が必要になります。

①9:15~13:55(北浜バスセンター発)

②9:20~14:00(別府駅東口発)

亀の井バス 北浜バスセンター TEL:0977-23-5170

亀の井バス 公式サイト(http://www.kamenoibus.com

パンフレットはこちら

駐車場など車で地獄めぐりする場合の注意点

とくに子連れだとレンタカーやマイカーを利用しての移動も多いかと思いますが、気になるのは駐車場ですよね。地獄めぐりの各地獄には無料の駐車場が完備されています。台数は以下の通り。

  収容台数 マイクロバス
海地獄 170
鬼石坊主地獄 40  
かまど地獄 30
鬼山地獄 60
白池地獄 45  
血の池地獄 130
龍巻地獄 215  

(公式サイトより引用)

先に書いたように別府の地獄はエリアごとに別れて存在してるので、車で地獄めぐりする場合も同じエリア内の停めやすい駐車場に一旦停め、徒歩でそれぞれ見学し見終わったら車で違うエリアへ移動しまた徒歩で見学する、というやり方になります。

広い海地獄の駐車場
シルバーウィークやゴールデンウィークといったハイシーズンの連休は、車で行くのは避けた方がいいです。

地獄めぐり周辺は駐車場の順番待ちの行列でそれこそ交通渋滞の地獄になり、それだけで大変なストレスになります。(筆者もシルバーウィークに体験済)

ただ、地獄めぐりは朝8時から空いているので、早朝から出かけられる場合や地獄周辺に宿泊している場合ならハイシーズンの連休でも問題ありません。

チェックアウト前なら宿に車を置かせてもらえるので、朝食の前後なんかに散歩がてら見学すれば人も少なくゆったり見学できますよ。

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地獄めぐり全て回れない場合はどれがいい?

別府地獄めぐりマニア的には、可能なら全部見てもらいたいのですが、時間の都合などでどうしても全部は無理!という方のため厳選して紹介します。

・海地獄

umijigoku

別府地獄めぐりのシンボル的な地獄。蒸気を吹き出すコバルトブルーの美しい温泉池は迫力あって初めて訪れると感動するはず。一番にぜひ行ってほしいです。

足湯やカフェやレストランなどもあり、お土産売り場も充実しています。

詳しくはこちらの記事をどうぞ

https://zuboraman.com/beppu-umijigoku

・かまど地獄

地獄の蒸気を浴びれる

飲んだり蒸気を浴びたり温泉を全身で体感でき、ミニ坊主地獄、ミニ血の池、ミニ海地獄など、地獄めぐりの集合体のようなものもあり、いろいろ楽しめるダイジェスト版のような施設になっています。

専属ガイドの方が実験を見せてくれたり解説してくれるため、勉強にもなります。

海地獄ほどの規模ではありませんが、お土産売り場もあり、温泉たまごももちろん食べられます。また、青い温泉の足湯もあり、満喫できるのでおすすめです。

地獄めぐりを全部見て回れない人は『かまど地獄』へもぜひ

 

・龍巻地獄

噴き上げる間欠泉

龍巻地獄は105℃の温泉を噴き上げる間欠泉を見たい人は行くべきです。ただ、間欠泉が出るまで40分の間があり、温泉を噴き上げないときは穴の開いたただの小さな温泉池なので、スケジュールの都合でどうしても時間が取れない場合は省いてもいいかもしれませんね。

・鬼山地獄

エサを取り合うワニの群れ

鬼山地獄は温泉で飼育されているワニの大群とエサやりが迫力あって個人的に超オススメです。爬虫類やワニ好きはぜひ行ってほしいです。水槽で飼育されている生まれて間もない可愛い赤ちゃんワニを間近で見ることもできます。ただ、ワニが苦手な人は省いた方がよさそう。

長々と書きましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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