『地獄めぐり』といえば温泉の町別府の定番の観光スポットですよね。
別府地獄組合に加盟している７つの地獄があり、その中で100度近い高温の泥を噴き上げることで知られているのがこの『鬼石坊主地獄』です。（読み方「おにいしぼうずじごく」）
そんな鬼石坊主地獄について、お土産など気になる情報を紹介したいと思います。
鬼石坊主地獄のみどころ
鬼石坊主地獄は海地獄に隣接している地獄です。
桜やツツジなどの花が植えられた広い日本庭園のようになっていて、その中に柵で囲われた場所がいくつかあり高温の泥がボコボコと噴き出しています。
この様子がお坊さんの頭のように見えるというので「坊主」の名前がついたんですね。
泉質：ナトリウム 塩化物泉
泉温：約99度
泥というと茶色をイメージするかもしれませんが、鬼石坊主地獄の泥は白に近い薄い灰色をしています。一見すると100度近い高温と思えない、お肌に塗りたくなる？ような泥です。
1つ1つの泥はあまり大きなものではないので大迫力とまではいきませんが、ボコボコ断続的に噴き上げる様子はずっと眺めたくなる可愛さと面白さがあります。
勢いよく噴き上がり風で飛ばされたのか勢いが良すぎたのか、あちこちの柵や植え込みに白っぽい泥が付いていたりするので、柵からあまり身を乗り出して見ないよう気を付けてください。
鬼石坊主地獄のおみやげなど
海地獄と併設されているといってもいいほど近い距離にあるため、鬼石坊主地獄だけのお土産売り場はありませんが『こびり』という売店にて、地獄の蒸気で蒸したプリンやまんじゅうや温泉卵を味わえます。
ベンチやテーブルもある休憩所になっていますが、屋外なのでお天気によっては利用しにくいかもしれません。
屋内で食事をしたいなら隣の海地獄の出口付近にある『カフェテリア海』がおすすめ。海地獄に入場しなくても誰でも利用できます。
鬼石坊主地獄には日帰り温泉もある
鬼石坊主地獄には『鬼石の湯』という温泉も併設されていて、地獄へ入場しなくても誰でも気軽に利用できます。
チケット売り場で温泉を利用することを伝えると地獄とは別の入口を案内してもらえるので、そこから小道を2分ほど奥に歩いていくと温泉が見えてきます。
建物やお風呂も全体的に木を基調とした温かい雰囲気の日帰り温泉で、周囲も木々に覆われているため森の中で入浴しているような気分が味わえとっても癒されますよ。
泉質は鉄輪エリア特有の保湿効果の高いナトリウム塩化物泉でお肌もしっとりすべすべ。
大浴場は、内湯・露天風呂・展望風呂の3つがあり、とくに展望風呂は秘密基地みたいで子供は大喜びします。
冬場は時期によっては巨大なザボンのたくさん入ったザボン風呂になるのが楽しいですね。
坊主地獄を眺められる喫茶スペースもあり、こちらでも海地獄の源泉(98℃)で茹でた「地獄ゆでたまご」や地獄蒸しプリンが味わえます。
鬼石の湯基本情報
〇料金 ※公式サイトに割引券のページがあります
| 大浴場 | 大人620円／小学生300円／幼児200円 |
| 家族風呂 | 2,000円 (60分4名迄) ※予約不可 |
| タオル | オリジナル販売タオル 200円／貸バスタオル 150円 |
※シャンプー・ボディーソープ備え付け
※鍵付きロッカー無料
〇営業時間 10：00～22：00
（家族風呂の受付は21：00まで／大浴場の受付は21:30まで）
〇定休日 第1火曜日（祝の場合は翌日）
※カレンダーによって変動あり注意
公式サイト：（http://oniishi.com/）
鬼石坊主地獄へのアクセス
バスやタクシーで行く方法
■別府駅西口より
・亀の井バス 2・5・41番鉄輪方面行き約20分海地獄前下車すぐ
料金：330円
・タクシー約20分
料金：約1,800円（小型）
■フェリーさんふらわあ前より
・亀の井バス20番鉄輪方面行き約17分鉄輪下車徒歩15分
料金：270円
・タクシー約10分
料金：約1,300円（小型）
| 亀の井バス中心で移動するなら大人９００円（子供７５０円）で１日乗り放題のフリー切符がとってもお得。 |
車で行く方法
大分自動車道 (別府IC)から右折、県道11号を鉄輪温泉方面に約3km直進 約5分
無料駐車場完備（40台）
鬼石坊主地獄基本情報
営業時間：8:00〜17:00（年中無休）
入園料： 大人400円・小学生200円
※７施設共通観覧券がお得
〒874-0045 大分県別府市大字鉄輪559-1
TEL ： 0977-66-1577
FAX ： 0977-66-7921
公式HP：http://www.beppu-jigoku.com/bouzu/
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。