京都観光にも便利な浜大津のホテル4選

滋賀県の「京阪京津線びわこ浜大津駅」周辺は、京都の観光スポットまで電車直通で行ける便利な場所です。

ゴールデンウィークをはじめ、桜や紅葉のハイシーズンなど、京都でホテルや旅館が確保できない時のおすすめ宿エリアなんですね。

大津市の中心部ということもあり便利なビジネスホテルも多く、琵琶湖が一望できるレイクビューという立地から湖畔にはリゾートホテルも建っています。

また、最近は歴史ある大津の宿場町や門前町の面影を残した伝統ある「大津町家」をリノベーションしたレトロモダンなゲストハウスなどもでき、国内外問わず人気があります。

ここでは、そんな浜大津の宿を4つ厳選して紹介したいと思います。

大津町家を利用した宿について

【町家】と聞くと京都の京町家が有名ですが、隣の大津市にも大津町家（おおつまちや）が存在しています。

大津市は今でこそ「県庁所在地なのに地味」などと言われることも多いですが、琵琶湖水運の港町や東海道五十三次で最大の宿場町だったこともあり、古くから交通の要所として存在してきました。

そのため、江戸時代の終わりから昭和の初め頃にかけて建てられた、歴史ある建築物もたくさん存在しているんですね。

そこへ、ここ数年レトロブームということもあって、その伝統ある大津町家（おおつまちや）をリノベーションして有効に使おうという取り組みも広まり、その１つとして大津町家を使った宿が登場しています。

大津町家の宿 粋世

「大津町家の宿 粋世（いなせ）」は、昭和8年に建てられた米問屋の建物を改修し、まるごと宿にしたノスタルジックなゲストハスです。

歴史的にも貴重な建築物だとして2017年には登録有形文化財の指定も受けています。

>>大津町家の宿 粋世 公式サイト

部屋は全部で5室とこじんまりしていますが、昔ながらの町家の雰囲気を上手く残した和室、昭和初期のレトロさがそのまま残る洋室、庭に囲まれた静かな離れなど、レトロ好きにはたまらない宿だと思います。

また、トイレと洗面が全室に付いていたり、離れの部屋には中庭を眺められるバスルームも付いていたり、一汁三菜の朝食が付いてきたりと、ゲストハウスなのに旅館のようなクオリティなのもコスパが高いですね。

商店街ホテル講　大津百町

「商店街ホテル講（こう） 大津百町（ひゃくちょう）」は、昔ながらのアーケード商店街に残る築100～150年の7棟の古い町家を改修し、離れのスイートルームを中心とした「商店街ホテル」として生まれ変わった新しいスタイルの宿です。

>>商店街ホテル講 大津百町 公式サイト

それぞれが独立した建物で、1軒のレセプション棟と6軒のそれぞれ雰囲気の違うスイートルームからなっています。

レセプション棟には専用ラウンジもあり、コーヒーやハーブティー、手作りクッキーなどが無料で楽しめます。

また、断熱や防音も改修できっちりほどこされ、椅子やソファは全てデンマーク製という、一般的な貸町家と違い快適に過ごせる宿になっています。

ＪＲ大津駅と京津浜大津駅のだいたいまんなかにあり、それぞれ徒歩6～7分と2ｗａｙアクセスなのもすごく便利ですね。

ホテルブルーレーク

なんといっても浜大津駅徒歩1分という、京阪京津のホームが眼下に見えるほどの駅近なのが魅力ですね。 琵琶湖が一望できる部屋もあり、ロケーションもいいです。

大浴場はありませんが徒歩2分ほどのところに銭湯もありますし、居酒屋やコンビニもすぐ近くにあり、アクセス以外に周辺施設の便利さもおすすめポイントです。

レディースプランの部屋にはバスローブも用意されていたりうれしいサービスもあります。

レストランでは、朝食以外にも季節ごとの食材を使った会席や名産の近江牛を使った牛鍋などの夕食も味わえます。（要予約）

琵琶湖ホテル

琵琶湖が目の前にせまる、全室レイクビューでロケーション抜群の明るいリゾートホテルです。

浜大津駅側からは船をモチーフにした丸い窓が並ぶユニークなデザインでも知られています。

露天風呂付きの天然温泉の大浴場もあり、目の前に広がる琵琶湖をながめながら入浴できます。夜にはライトアップされた幻想的な琵琶湖花噴水も大浴場から見られます。

温泉は日帰り利用もでき、食事付のデイユースのプランもあるので、宿泊しないプチ旅行にも使えますね。

レストランは8か所あり、ほぼ全てレイクビューというこだわり。
また美味しさも評判があり、私も忘年会やケータリングなどでたびたび利用しています。
1月～ゴールデンウィークにかけてのイチゴを中心とした春のスイーツブッフェはッ見た目もおしゃれでとくにおすすめです。