温泉めぐりの持ち物といえば、タオル、ビニール袋、飲み物なんかが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか?
もちろんタオルなどは必須の持ち物になってきますが、実はそこに+αの装備があると温泉めぐりを超快適に楽しめるんですね。
温泉めぐりが好きで大分県別府温泉では『八湯温泉道(はっとうおんせんどう)』では、56箇所以上の温泉に浸かりまくっているマニアの私が、温泉をハシゴするのに役立っているアイテムについて以下にまとめてみました。
タオルは入る温泉によって枚数を考える
温泉めぐり必須アイテムのタオルですが、体をふいて濡れると重くなるため、1日持ち歩くなら「よくふける + すぐ乾く + 軽い」が そろったドライタオルがおすすめです。
バスタオルは持ち歩くには大きすぎるので温泉めぐり向きではありません。普通のフェイスタオルで十分です。
お子さんが一緒の場合は大きめのスポーツタオルくらいあるといいかもしれません。私も子供が小さい時はそうしていました。
枚数は2か所くらいまでなら1枚でも十分ですが、何か所も入ったり普通のお湯ではない変わった温泉に入るなら2枚以上必要になってきます。
とくに泥湯や砂湯に入る場合は、しっかり落としたつもりでも拭いたあとのタオルを見ると泥や砂が残っていたりしますし、タオルは分けて専用にした方がいいですね。
また、天然の泥湯は臭いも強かったりするので、体をふいた後のタオルにも当然その臭いが移ります。タオルにしみ付いた硫黄の臭いも温泉地の良い思い出ですが、あまりにも酷いものはゴミとして途中で捨てていってもいいと思います。
あと、足湯も利用するならタオルは専用にするのがいいです。
足を拭いたあとに体を拭くのは衛生的な面も気になります。足湯にはたくさんの人が足を浸けているわけですからね。
体をふいたタオルを入れるビニール袋も忘れずに!
財布や携帯も入れられる防水バッグ
観光地の外湯は脱衣所もロッカーも完備されているものですが、画像のように別府のローカル湯に入りたいなら脱衣所と浴室が同じ空間にあることを覚悟しないといけません。
そんなところは湯気でロッカーが湿っていたりもするので、布製や革製のバッグを置くのはちょっとイヤかもしれませんね。
ビニール製のショッピングバッグやビニール袋でも十分なのですが、どのみち手荷物のバッグも中に持ち込むわけですから、タオル以外に財布やチケットやスマホまで全部入れてしまえる防水機能のあるバッグで出かけると、どのような温泉に行っても湿気を気にせず楽しめると思います。
泥湯や砂湯にはシャワーキャップ
髪の長い短いに関わらず女性は泥湯や砂湯に行くなら絶対あった方が快適に楽しめます。砂に直接頭をつけることになりますし、泥もはねて髪の毛につくと落とすのが大変です。
画像は姪っ子と娘と私の女子3人で別府の海浜砂湯に入った時の写真ですが、3色のシャワーキャップで気分はもう“信号機トリオ”でした。
宿などでアメニティとしてもらえるものでもいいですが、どうせならこんなふうにネタになるような物をチョイスして楽しむのもおすすめです。
余談ですが、別府の竹瓦温泉で湯浴み着に着替えていざ砂湯!という時にシャワーキャップを車に忘れてきたことに気付いたということがありました。時間も決められていたので途中で取りに戻ることもできず直に頭を砂に寝かせることになり、髪の毛の間に砂が入りまくったせいでその日1日ずっと気分が萎えてました。せっかく用意して持って行ったのに、こういうことにならないよう気を付けてください。
丈夫なスプリングヘアゴム
ヘアゴムは髪が湯船につからない配慮と髪が濡れないようにするため、温泉に限らず共同のお風呂に入るなら必要不可欠ですよね。
ふつうのヘアゴムでも問題ないですが、画像のようなビニール製のタイプなら水を弾くので、温泉から上がったあと腕に巻いてても気持ち悪くなくておすすめです。
スプリングとかスパイラルとかコイルとかいろんな呼び方がありますが、私が愛用しているのは「WGM スプリングマーブルヘアゴム」という商品です。
画像は5年ほど前に買ったものですが、温泉だけじゃなくプールに海に大活躍してます。今もまだ現役で使っています。
また、カラフルで見た目も可愛いですし、すごく丈夫なんですね。おまけに形状記憶されているので、伸ばしてぐるぐる巻きにしてもしばらくすると元に戻ります。
100均にもこのタイプのヘアゴムは売っていますが、長く使うならこれがいいです。
ネットでも100円程度で買えますしカラーも7色くらいあります。
小銭入れで100円玉を多めに持っていく
脱衣所が100円玉を入れるロッカーの場合や入浴料がワンコインだったりする場合、バッグから財布をいちいち出したりするのも面倒だったりしますよね。また硬貨がなくて両替することになるのも面倒です。
でも、ポケットに入る大きさの小銭入れで100円玉を持ち歩いておけば、すぐ出せるし大変便利です。
また、財布を宿に預けて小銭だけ持っていけば、施錠できるロッカーがない温泉でも安心して利用でき、外湯めぐりも気楽にできますよね。
携帯用ボディソープ
温泉めぐりの目的はあくまで温泉に浸かることなので、基本的には体も髪も洗ったりしませんが、泥湯に入った後や夏場など気になる時なんかは洗いたくなるかもしれません。
そんな時は、備え付けのシャンプー類がない温泉施設もあるので バッグに入れても邪魔にならないサイズの小さなボディソープやシャンプー類があると便利です。
シャワーや水道がなくて湯船のお湯を使う場合もありますが、酸性の温泉ではアルカリ性の洗剤は中和されて泡立たないのでご注意ください。
また、温泉によっては環境保護の考えから持ち込みの石けん類を禁止しているところもあるので、その場合は注意書きに従って使うようにしてください。
最後にいちばんの必需品
最も忘れてはいけないもの = 入浴マナー
必須のアイテムからマニアックなアイテムまでいろいろ紹介してみましたが、一番大事なものはやはりこれですね。
タオルもシャワーキャップも、忘れたら途中で買えばすみます。でも、マナーを忘れたら自分だけじゃなく周りの人だって快適に温泉めぐりができませんからね。
事前にリサーチするなりしてしっかり携帯して行くようにしましょう。
こちらのサイトなら楽しく学べます。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。