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初めての潮干狩り!いつできるのか時期や時間帯の決め方は?

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潮干狩りする場所は決まったけど、いつでもできるのか?何時からできるのか?など初めての人にとっては気になるところだと思います。

潮干狩りは基本的に海水が大きく引く大潮(おおしお)の干潮(かんちょう)を狙って行きます。

なぜ大潮の干潮なのかと言うと、潮干狩りの目的である貝は沖に行った方がたくさんとれるのですが、いつもは海水が満ちていていて、船がなければ行くことすらできないからです。

でも、大潮の干潮は海水がすごい勢いで減る(ように見える)ため、沖の方まで海底が丸見えになり、いつもは海水があって船でしか行けないような場所にも歩いていけるようになります。

なので、潮干狩りできる日と時間帯は「大潮の干潮+その前後2時間くらい」と、最初から限定されているんですね。

どちらも「潮見表(しおみひょう)」や「潮汐表(ちょうせきひょう)」というものを使って決めます。

この記事では、潮干狩りのできる時期や時間の具体的な探し方から2020年のシーズン予想について説明していきます。

潮干狩りの持ち物はこちらの記事へどうぞ。

 

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潮干狩りのベストシーズンはいつ?


潮干狩りが可能な時期は、だいたい4月~7月になりますが、ベストシーズンとなるとやはり5月です。

理由は…

4月
早い時期は人もまだそこまで来ていないので貝も多く採れますが、まだ気温がそこまで高くないので濡れたりしたら寒いです。

6月
気温も高くなり、海に入っても寒くなくなってきますが、梅雨が来ると今度は天候に恵まれにくくなってきます。

7月
夏休み頃になると潮が大きく引かなくなったり、貝が採りつくされている可能性もあります。

なので、やはりベストシーズンは5月ですね。

とくにゴールデンウィークに大潮が重なれば最高です。

ちなみに貝を選ばず採ろうと思えば年中いけますが、シーズン以外は潮干狩りを禁じている海岸もあり、何より冬は寒いので遊びで行くには適していません。

 

潮干狩りに適した日をどうやって探せばいい?

私がいつも参考にしているのはコチラ。

気象庁|潮汐・海面水位に関する診断表、データ|潮位表

①行き先を選び「大潮」の日を探す
→潮干狩りに最適な日

②潮位の数値が小さい「干潮時刻」を探す
→潮干狩りに最適な時間

※満潮干潮は1日2回あるので昼間の干潮時刻を見ます

だいたい年明け頃にはその年のデータが見れるようになっているので、連休や土日に大潮が当たっていないか、本格的なシーズンが来る前にチェックして計画を立てましょう。

ゴールデンウィークや土日に大潮が当たると、天候にもよりますが1シーズンに3回は行けることもあります。

ただ、年によってはゴールデンウィークどころか土日にもタイミングが合わず、1回行くのも難しいこともあります。

毎年その年の潮見表を最初にチェックするときは、クジを引く様な感覚でドキドキしますね。

スーパー大潮を狙おう

実は潮干狩りのベストシーズン5月から6月半ばには、「スーパー大潮」という潮の満ち引きがものすごく大きくなる日があるんですね。

過去のスーパー大潮を表した画像
気象庁ホームページより

これは2016年の情報ですが、スーパー大潮はこのように海水面がマイナスになっている日を中心に数値の低い日が連続して2~3日まとまっています。

そのタイミングがゴールデンウィークと重なれば絶好の潮干狩り日となるわけです。

ここ直近だとゴールデンウィークには画像の2016年5月6~8日がスーパー大潮と重なっていました。

6月にもスーパー大潮はありますが、梅雨に入っている場合もあるため、前半に来てほしいですね。

余談ですが、スーパー大潮の「満潮」は、ふだん見かけない回遊魚が海岸近くまで来ていたり魚のテンションも上がるので釣りのベストタイミングになります。

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2020年の潮干狩りできる日はいつ?

出典:気象庁 潮位表より


2020年は、残念ながらゴールデンウィークには大潮になりませんが、その週末である5月8日(金)、9日(土)、10日(日)が大潮になり、潮位を見るとどうやらスーパー大潮みたいですね!

また、6月6日(土)、7日(日)も土日に大潮があたるようです。

干潮の何時間前に行けばいい?

長く楽しみたいなら、干潮時刻の1~2時間前に浜に到着することです。
 
連休は混雑するため駐車場の確保が大変なので、とくに早めに行くことをおすすめします。

潮見表に書かれている干潮の時間というのは、海水が一番引く状態(潮止まりといいます)でして、その時刻に向けてどんどん海水が減り海の底が見えてきます(引き潮)。 逆にその干潮時刻を過ぎると、今度は満潮に向けどんどん海水が増え、海底が見えなくなっていきます(満ち潮)。

なので、早めに着いて潮の引きに合わせて少しずつ沖の方へ移動し、潮止まり(干潮時刻)を過ぎたら潮の満ちに合わせて浜に戻ってくるようにする。これが潮干狩りを長い時間楽しめるやり方です。

※夢中になっていて気付いたら潮がかなり満ちて海の中州に取り残されていたというような事故が毎年起こっているので、海の状況にはくれぐれも注意してください。

日によって多少変動はあるけど、帰宅する時間も逆算し遅くとも16時すぎには浜から撤収することになると思います。 自宅が遠かったりすると、日帰りだとまっすぐ帰宅して貝の砂抜き潮抜きのお世話をしたり後片付けをするだけで1日が終わってしまう場合もありますからね。

さすがに観光は無理だけど、早めに切り上げれば近くの温泉やスーパー銭湯などでぬくまったりさっぱりして帰れますよ。

大潮じゃない日はNGではないけど潮干狩りには不向き

海水に浸かることを覚悟で行くなら大潮じゃなくても貝を採ることはできますが、夏場以外は気温も水温もまだまだベストなものとはいえないのでおすすめしません。

昔一度だけ、友達と6月の梅雨まっさかり(大潮じゃない日)に水着着用で雨と海水に濡れながら潮干狩りしたことはありましたが、お天気も悪く、潮干狩りに適した日でもなく、海水浴にも早すぎる、ということもあり(なぜ行ったのか…)、目的のアサリこそ採れたものの、自分の体に付いた海水や泥や砂を落としたくてもシャワーもないのですごく不便な思いをしました。

仕方なく近くの公園の水道を使わせてもらいましたが、水着のまま身を乗り出して蛇口の水を浴びる様子は、はたから見るとかなり痛々しい姿だったと思います笑。

若い頃だったので笑い話ですみますが、子連れでそれをやるのは無謀ですし何より風邪をひいたらたまりませんからね。




最後まで読んでいただきありがとうございました。

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