潮干狩り後に行ける三重県津市周辺の日帰り温泉３選

潮干狩りは基本的に海水につかるわけではありませんが、潮風にさらされた髪や体はベタベタしたり砂が付いていたりしますし、時期的に海岸付近の風も強くお天気に恵まれても帰る頃には体が冷えているなんてこともあるので、潮干狩りが終わってから立ち寄れる日帰り温泉があれば最高ですよね。

2019年のシーズンは、大阪湾などの関西のメジャーな潮干狩りスポットが“貝毒”の影響で全滅ということもあり、今年の潮干狩りは三重県へ出かけようと考えている人も多いと思います。

でも、ふだん出かけない場所だと土地勘もないので、日帰り温泉はどこに行けばいいのか？近くにあるのか？など、探すのは大変かもしれません。

筆者は関西の滋賀県在住ですが、大阪湾方面より隣の三重県の津市など伊勢湾沿岸の方が道路も空いていて行きやすいので、潮干狩りはいつも三重県に行っています。また、温泉も大好きなので潮干狩りの帰りには温泉にもよく立ち寄ります。

そこで、三重県津市周辺の日帰り温泉を3つ厳選し、潮干狩りスポットとともに紹介したいと思います。

ただ、より道すると貝を採ってから帰宅するまで時間もかかってくるため、せっかく採った貝が死なないよう保存だけはしっかり対策しておきましょう。

オークランドシティ津 スオミの湯

オークランドシティ津 スオミの湯（おおくらんどしてぃ つ すおみのゆ）は、温泉以外にもパチンコ店、ゲーム、カラオケ、ビリヤード、フットサル場、カフェやレストランまで併設する複合型のアミューズメント施設です。

お風呂は男女別に露天風呂、内風呂、サウナ、水風呂がそろっていて、内風呂にはジャグジーや低周波風呂、炭酸泉となかなかバリエーションもあり楽しめると思います。

岩風呂になった露天風呂の浴槽には湯の花がびっしり付いているので、ただのスーパー銭湯ではなく天然温泉であることもわかります。

３ヶ所の潮干狩りスポットから車で10分程度という近さなので、帰りに気軽に寄れるというのがとくにおすすめなポイントですね。

近くの潮干狩りスポット：香良洲海岸、五主海岸、御殿場海岸
温泉の種類：ナトリウム－塩化物泉・炭酸水素塩泉
筋肉痛や疲労回復、切り傷なんかにもおすすめ。炭酸水素塩泉は清涼感があります。

松阪温泉 熊野の郷

松阪温泉 熊野の郷（まつさかおんせん くまののゆ）は津からは少し離れますが、松阪市にある温泉以外にも岩盤浴やエステ、カフェやレストランも併設されたスパリゾートで、潮干狩りのたびに毎回立ち寄っていたほどお気に入りの温泉です。

和風とバリ風の２つのタイプの大浴場が男女日替わりになっていて、内風呂、洗い場、露天風呂、サウナまでそれぞれ違った雰囲気が楽しめます。

和風風呂は内湯も岩風呂なので温泉気分も上がりますが、個人的におすすめなのはバリ風風呂。とくに露天が本格的なデザインですごく“バリっぽい”ですし、サウナもガムランの特徴あるＢＧＭが流れ、癒し効果も抜群です。

松阪温泉 熊野の郷のレストランは『レッフェル 松阪店』といい、サラダバー付のステーキ（松阪牛ではありませんが…）やハンバーグなどの洋食メニュー中心になっていて、本格的な薪窯ピザも7種類ほどあります。

近くの潮干狩りスポット：松名瀬海岸
温泉の種類：弱アルカリ性単純温泉（源泉風呂）
筋肉痛や疲労回復におすすめ。肌もつるつるになります。

麿洞温泉涼風荘

麿洞温泉涼風荘（まどうおんせん りょうふうそう）は、田園と里山に囲まれた自然豊かな場所にひっそり建つ温泉旅館です。
温泉は、男女別大浴場はこじんまりしていますが、山賊と海賊の隠れ家をそれぞれイメージした貸切り洞窟風呂が2つあり、幻想的な雰囲気を楽しめます。

また、戦時中に地下工場として利用されていたという採掘場跡が洞窟座敷になっていて、こちらも山賊や海賊気分で津の名物あさりの浜焼きや松坂牛のバーベキューなどが味わえます。「地底の楽園」というキャッチフレーズのとおり、入口からわくわくするような雰囲気が漂っているので子供は大よろこびです。

毎月26日は風呂の日ということで日帰り入浴が半額になるので、潮干狩りとタイミングが合えばラッキーですよね。

近くの潮干狩りスポット：御殿場海岸
温泉の種類：アルカリ性単純温泉
筋肉痛や疲労回復におすすめ。肌もつるつるになります。

ここまで読んでいただきありがとうございました。