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運転免許の学科試験に合格したい!効果的な勉強法は?

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自動車免許を取得するためには筆記の学科試験に合格しなければなりませんが、計算問題があるわけでもなくごくごく当たり前の交通ルールなどを選択方式で答えるだけです。

合格率72%と他の資格試験などと比べてもかなり易しいと思います。何も勉強せずに合格できるようなものではないにしろ、対策と予習さえちゃんとしていれば一発で合格できます。

(ちなみに同じ自動車免許でもバスやタクシーの2種運転免許の合格率は36%です)

万一不合格だったとしても有効期間内であれば受かるまで何度も受験できますが、そのたび手数料もかかるので経済的な損失も大きくモチベーションも落ちるし、いいことなんかありませんので、やはり一発合格を目指さないといけません。

また、原付や二輪であれば学科試験は免許を取るための1回だけで済みますが、クルマ(普通MT車/AT車)では路上教習で一般の道路を走るための「仮免許証」が必要となり、学科試験を受けて合格しなければ仮免許も発行されません。

不合格をくり返せばトータルでかかる手数料も倍になってしまいますね。

この記事では、自動車免許の学科試験を受けるのが不安な人や受験したけど不合格になって困っている人に向け、原付免許、仮免、本免と全て1発合格してきた私が実際にやった勉強法を紹介したいと思います。

学科試験の内容はこちら

仮免許

出題形式:文章問題○×形式50問

試験時間:30分

合格点:100点満点中 90点(45問)以上

本免許

出題形式:文章問題○× 90問 + イラスト問題○×3つずつ5問

試験時間:50分

合格点:100点満点中 90点以上

(イラストは問題の3つ全ての○×が正解で2点)

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問題には出題傾向がある

教習所では実技と一緒に学科講習も授業のように受けますが、「ここの項目ほぼ毎回出題されてる」「ここの数字は丸ごと覚えてください」など試験の対策も教えてもらえます。

学科の内容には重点的に勉強した方がいい項目とそうでない項目があるため、力の入れるところを早めに知っておくことも大事です。

あと、学科を勉強していると気付くと思いますが、道路交通法には数字で制限されたルールがいくつかあり、それが一定の法則のようにほぼ似たような数字(右左折合図は交差点手前30m、進路変更合図は変更する3秒前、原付制限速度30km/hなど)になっています。覚えてしまえば簡単ですが、試験問題は文章で作成されているため右左折と進路変更が逆に書かれているなど意地悪い引っかけが出題されたりするので注意してください。

模擬試験問題で苦手箇所を見つけて克服する

勉強法というのがこの模擬試験問題をとにかくやっていくことなんですね。

教本の最後の方にはたいてい模擬試験問題がついています。私の受けた教習所では仮免許学科試験の前と卒業検定前にこの模擬試験をやっておくことが義務付けられていました。

模擬試験1回するだけで合格できるような生易しいものではありませんが、この模擬試験問題を活用することでぐっと合格しやすくなるんですね。

模擬試験問題を使った勉強のやり方

① ぶっつけでとにかく本番と同じように制限時間内に模擬問題をやる

② わからない/自信がない問題があれば後で見直しできるよう問題にマークを付ける

③ 答え合わせして間違えたところやマークしていたところを教本で確認する

※このときマークした箇所は正解不正解に関わらずチェックするのがポイント

④ 復習できたら①に戻り別の問題集を同じ要領でやっていく

なぜいきなり問題を解いていくのかというと、覚えられていなかったりカン違いしていたり苦手な部分を見つけだしてそこをとにかく強化していくためです。すらすら解答できる問題は自分がすでに覚えて身に付いているわけなので。

私も実際に原付免許、仮免、本免と全て1発合格していますが、ほとんどこの勉強方法だけに集中して取り組んでいました。

また、学科の教本には項目ごとの最終ページに練習問題がありますが、学科講習の内容を理解できているか確認することができます。

忙しい中での教習所通いともなると単位を取ることに集中するあまりつい飛ばしてしまうかもしれませんが、試験に受からなければ意味がないので、学科講習のたびに面倒でもこの練習問題をやっておくことをおすすめします。

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何回受けても合格できない場合

何度受験しても合格できないというのは「ひっかけ問題が多いから解けない」からじゃなく、ドライバーとしての適性に問題があることが考えられます。

そもそも運転免許を取るための学科試験というのは、ドライバーとして最低限おぼえていなければならない交通ルールとそれを守ること・歩行者への思いやり・危険回避の判断力などをちゃんと理解しているドライバーとしてふさわしい人かどうかの最終確認なんですね。

車はひとたび事故を起こせば人の命に影響を及ぼすこともあるので、免許という「資格」が必要なんです。

試験勉強も大切ですが、人や社会に対してどこか自己中心的な考えで関わっていないか自分自身を振り返ってみてもいいと思います。

と、私の本音はここまでにして、何回受けても合格できない人が受かる方法ですが、実は免許の試験問題というのは毎回違うものが出題されるわけではなく、問題文の冊子は同じものが使い回されていたりします。(受験する人数も多いので毎回新しい問題用紙を作ることが予算的に厳しいという世知辛い事情があるようです)

そのことを利用し、もし不合格になった場合は間違えたであろう問題を強化しあまり間を開けずに再受験する方がいいでしょう。

ただし試験に使われた問題文の冊子は終わったらその場で回収されてしまうので、模擬試験のように後で答え合わせするのはけっこう大変かもしれません。

まとめ

試験に無事合格すれば車社会の一員として運転していくわけですが、試験に受かりさえすればあとは好き勝手していいわけではありません。

道路に出れば試験に出題された問題だけじゃなく、守らなければならない交通ルールやマナーが山ほどあるということを覚えておいてください。

それでは、学科試験がんばってくださいね!

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