自動車の運転免許を取得するには、まず教習所に通うところから始めると思いますが、社会人になると仕事や家庭のことなど、学生の時よりなかなか自由に時間を取れなかったりしますよね。
ましてやそれなりの年齢になると、体力面や運動神経など若い子たちと比べるといろいろ不利な面も出てきます。
「アラフォーだけどこれから運転免許取るの変かな?」
「体力的にも今からだとやっぱり難しいのかな?」
「若い子に混ざって教習所通うの恥ずかしくない?」
という悩みについて、解決のヒントになるかはわかりませんが小学生の子供がいる40代のワーキングマザーの私も実際に通ってみて感じたことをまとめてみました。
結果から言うと一から教習所に通い入所から2ヶ月ちょっとで卒業してきました。
教習所通うのはスケジュール調整が最重要
教習所の授業ですが、学科には時間割がありますし技能も教官の人数だけしか実施できないので受講生全員での争奪戦になります。
しかも法律により1日に受けれる技能教習は、第一段階(教習所内コース)は2コマ/第二段階(路上コース)は3コマ※連続は2つまで、と決められているんですね。
好きな時間に好きなだけ受講できるわけではないんです。
また、取得できるまで無期限で通えるわけではなく9ヶ月といった期限が設けられているんですよ。
学生でも学校やバイトの合間に講習を受けているわけですが、社会人は仕事もそう簡単に休めなかったりしますし、就業後に教習所に通おうと思っても疲れて身が入らないとか、急な仕事の都合で予定が立たない、なんて場合もありますからね。
子供がいるとなおさら自由に動けなかったりします。
このこともあり、わたしみたいなアラフォーが免許を取るには、スケジュール調整も重要になってくるんですね。
私は会社勤めとブログと家事の3つがあったので、いかに効率よく時間を使うかにすごく頭を悩ませましたが、入所から2ヶ月ちょっとで卒業できたのはこのスケジュール調整を意識してやったことも影響していると思います。
「免許を取得する」という目的にとにかく素直になる
車のド素人を短期間で運転できるまでに育てないといけないので、教官は基本的にみんな厳しいです。
中にはむちゃくちゃイヤミな言い方する人もいます。
ぼろかす注意されたり行動を全て否定されることもあるので腹も立つし悔しい。
社会人を何年も経験してると会社でも同じようなことあるしまた教習所でもか…と思うかもしれません。
こっちもある程度人生経験積んできて思考も価値観もできあがってきてますし、頭も固くなっているのも事実ですから。
でも、いちいち反論したりイライラしたら消耗するだけだし上達も遅くなります。
車の運転は素人なんだしそこは謙虚になって“教習所を無事卒業すること”にコミットしていきましょう。
目的はあくまで運転免許を取ることですからね。
若い子ばっかりの教習所でも恥ずかしくない
車の教習所は若い子ばかりではありませんがそれでも圧倒的に多いわけです。
下手すりゃ自分の子供と同年代の子たちばかりに混ざって学科受けることもあるため、その中に混ざることに抵抗ある人もいると思います。
でも、目的はあくまで免許を取りに行くことです。
「恥ずかしい」とか気にしないのが一番なんですが、そうもいえない場合は、ちょっと若いめの格好してマスクしときましょう。
見た目アラフォーだとわからなければいいわけですから。
“隠す”というマスクの使い方がわりと浸透している現代日本の日常風景なので季節関係なく違和感もないので堂々とできます。
これで羞恥心は解決するので免許取得に集中できると思います。
補習を無料で受けれるようなプランを利用する
通常補習を受けるには別途追加料金がかかりますが、教習所によっては最初から技能教習の補習もある程度含めたお得なコースプランを設定しています。
未経験のことなので技能面で時間がかかることをあらかじめ想定し、こういうプランを利用すると安心です。
車の運転は疲れるから教習中でも無理をしない
私は運動神経と体力にはそれなりに自信がありましたが、いざ通ってみると思った以上に疲れました。
とくに急ブレーキや急ハンドルの教習は体にかかる負担も大きいですし、高速道路の教習なんかは相当に神経を使います。
なにより初心者のうちは不慣れなことの連続なので心身ともにかなり疲弊します。
「1日に受けれる技能教習は限度がある」理由もなんとなくわかりますよね。
学科でも習いますが、とにかく車の運転は疲れるので教習所に通っている間も油断できません。
例え普段から運動していて自信があっても、運動神経や体力などは若い頃より劣ってきているわけですし、ただでさえ仕事や家事や育児で忙しいですからね。
休息は意識してしっかり取るようにしましょう。
まとめ
たしかに若い頃に比べると体力も運動神経も劣っていると思いますが、社会経験もそれなりにあり助手席に乗って道路状況に間接的に触れている回数も若い頃より圧倒的に多いです。
それらを上手に活かしていけば若い頃よりも圧倒的に有利に知識も技術も身に付きますよ。
・時間を有効に使うべし
・免許を取るという目的にひたすらコミット
・体は意識して休めるようにすること
ここまで読んでいただきありがとうございました。